Last Updated Mar/28/1998
Postal Service Car
近江鉄道の郵便輸送は、明治31年7月1日郵袋搭載開始という古い歴史があります。
そのため郵便車も当時から設備が整っていました。現在は旅客輸送のみになっており、
郵便輸送はされていませんが、十数年前までは、電車2両に郵便車を併結した3両編成
で本線上を走っている姿を見ることができました。
タイトルの写真は当時郵便車内で、押印された郵便物のイメージです。
消印に彦根貴生川間の文字が見えます。このような鉄道の持つ役割が現在と比べ大変大きかった時代は
人間以外に鉄道郵便や小荷物そしてたくさんの物資を運んでいたのです。
すなわち沿線の人々の生活の基盤が鉄道そのものの上に成り立っていた時代を
この郵便車だけでも垣間見ることが出来るのではないでしょうか。
* モユニ10 : 八日市駅にて 1973/9

モユニ10形式は、前身が昭和3年6月、川崎造船所製の西武鉄道モハ232です。
昭和39年1月に近江鉄道へ入線し、彦根工場で両運転台付の郵便荷物合造車に
改造されました。現在は廃車となって彦根車庫で鳥葬となっています。(写真は記念切符より)
モユニ11 : 彦根電車区にて 1998/3
モユニ11形式は現在も彦根電車区に残されており、風雨にさらされ朽ちていますが、
郵便輸送が華やかし頃を偲ばせてくれます。モハ204形式を郵便荷物合造車に改造したものと思われます。
モユニ11の内部 : 彦根電車区にて 1995/2

モユニ11の内部の光景です。タイトルイメージにもありますが、ここで「彦根−貴生川間」
の消印が押されていたのでしょう。 ここもまた往時を偲ぶことが出来ます。(撮影:北風寫眞舘)
モユニ11 : 彦根電車区にて 1998/3
モユニ11形式の側面の写真です。かなりかすれていますが〒マークも充分確認する
ことが出来ます。
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