Last Updated Sep/14/1997


近江鉄道の電車 (最近の電車)

LE10 八日市駅にて : 1995/05

    1986年4月より96年9月まで主に八日市−貴生川間で活躍していた最初で最後のLEカーです。 富士重工製、全長12m、ロングシートの2軸 LEカーで230馬力のエンジンを搭載しています。 当初は近江鉄道唯一の冷房車でした。 電車ではなく、いわゆるレールバスですが、 前についているスノープロウは役に立っていたのでしょうか?


モハ500 : 貴生川駅にて 1995/05

    モダンな駅舎の貴生川駅です。現在、主力となっている電車で、形式はモハ501, 17m級の釣掛け駆動車です。 昭和44-58年に自社で製造されたもので、501,506はステンレスドア、ステンレス化粧版となっている。 他はシルバーの帯のみ。 貴生川駅はJR草津線と信楽高原鐵道への接続駅で、草津線は旧国鉄(鉄道省)が明治時代に関西鉄道を買収したものです。


モハ221形式(左2両) : 八日市駅にて 1995/05

    元岳南鉄道のモハ100形式やLE10形レールバスのリプレース用としてモハ223が平成5年夏に近江鉄道の工場で竣工し、 その後増備され主に八日市−貴生川間や、多賀線を中心に単行で活躍しています。西武701系の部品を多数流用し、 また電磁直通ブレーキがワンマン用として取り付けられています。16m級の釣掛式駆動車ですが、 仕上げは最近の電車にも劣らないものになっています。 冷房付きで近江鉄道バスと同じデザインのレオカラーは出現当初は斬新なものでした。


モハ822形式 : 高宮駅貨物線にて 1996/10

    近江鉄道初めてのカルダン駆動20m級の電車です。西武鉄道のクモハ430編成を改造したものです。 これがもし6両編成で走っていると私の近江ガチャコンのイメージが崩れてしまいそうです。 コーナーがカットされていますが建築限界をクリアさせるためのものでしょう。 撮影は私の息子で96年秋、がちゃこんまつりで撮影したものです。 西武鉄道401系を改造した近江800系は今後はこのレモンイエロータイプのみになってしまうのでしょうか? モハ1822とMcMc編成となっています。 右に見える貨車はトム200形。


モハ801+クハ1801: 彦根電車庫にて 1996/10

    上の写真と同じく401系を改造したものと思われますがモハ221形式と同じくレオカラーとなっています。しかし かすれてしまったのか前頭部のレオマークも写っていませんね。前部は非貫通で822形式と同じくワンマン運転対応となっています。 '93年6月には完成していたのですが、その後この塗色のタイプは増備されていないようです。このような20m級の列車を走らせるためには 建築限界や軌条、変電所容量の問題をクリアしなければならずなかなか大変のようです。 '98年春に予定されている八日市線の快速運転用でしょうか? こちらはMcTc編成。


※All photos taken by Masahiko Kawagishi, Digitized by Haruki Kawagishi

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